矢内綾乃(やないあやの)~格言・名言集~

東京で働く女性経営者。偉人,事業家,芸能人などの格言・名言を紹介します。

考え方 [格言]

<アフリカにいった2人のセールスマンの話>

セールスといえば、

というような有名な話しを

今日は公開します。

それは、

「アフリカに行った靴屋の話」。

セールスマンなら誰でも知っている、

有名なお話です。

昔、それぞれ違う靴屋のセールスマン二人が、

アフリカに靴を売りに行きました。

しかし、そこで見た光景に、二人共、唖然としたのです。

なぜなら、そこにいた人達は、

誰もが裸足で歩いていたからです。

例えば、仮にあなたが靴屋のセールスだとしたら、

この場面で一体どう感じ、どう行動するでしょうか?

この二人の場合は、それぞれ違う行動をとったのです。

A社のセールスマンは、

「誰も靴を履いていない!これじゃあ売れるはずがない!」

と、諦めたのです。

B社のセールスマンは、

「誰も靴を履いていない!靴の良さを伝えられれば売り放題だ!」

と、セールスを始めたのです。

アフリカの光景を見て、同じように唖然とした二人の頭の中では、

全く正反対の考えが生まれていた訳です。

物事の捉え方は人それぞれです。

それは、その人がそれまで生きてきた中で、

潜在的な意識に植え付けられた、様々な要素によって、

解釈自体が違ってしまうのです。

A社のセールスマンは、否定的に捉え、

B社のセールスマンは、肯定的に捉えました。

物事を、肯定的に捉えることが出来ないと、

チャンスを逃すだけではなく、

何も成し遂げられなくなってしまいます。

なぜなら、否定的感情に囚われたままでいると、

当然やる気も出ないし、何より、成し遂げるために

効果的な行動をとることが出来なくなるからです。

セールスにおいて

自信を持って自分の商品をオファー出来ないのは

致命的な弱点になります。

セールスの世界で、よくこの話が使われるのは、

新規開拓営業で、訪問する時に感じる恐怖感を払拭するためです。

新規営業は当然、来られる方からしたら迷惑な話です。

そのため、何件も訪問をしていたら、当然いろんな人に出会います。

そして、それがトラウマとなり、

訪問する前から既に、否定的な感情に支配されたり、

相手を見た目だけで判断して、諦めてしまったりする訳です。

そんな状態で訪問しても、成果に繋がるはずがありません。

ハナから駄目だと思いながら行うことが、

成功するはずがないのです。

同じ物事でも

マインドセットや捉え方次第で、

良いことと捉えるのか

悪いことと捉えるのか

チャンスはいつでも

目の前に転がっているのです。f:id:ayano_kakugen:20220131065552j:plain