矢内綾乃(やないあやの)~格言・名言集~

東京で働く女性経営者。偉人,事業家,芸能人などの格言・名言を紹介します。

格言

『後悔しないようにするためには、やらなくてはと思っていることを実行するんだよ。
面倒くさくても、行きたくなくてもね。ああ、自分は出遅れてたとか、人より劣ったとか自覚すると余計に気持ちが引いてしまうようになる。
コンプレックスは雪ダルマのようにあっという間に大きくなるって知ってるだろ。』
僕の警察の上司はよくこう言ってた。
人は錆びた心で犯罪を犯す。
もっと早いうちに錆の落とし方や研ぎ方を誰がが教えていれば、犯罪という最悪の表現を使わなくてもすんだ人間はたくさんいるはずだ、って』
仕事をしていく上で、ここが弱くなっている、あるいは気後れがするというような些細な変化に最も早く気づくのは自分だ。
それを見て見ぬふりできるのも自分しかいない。ほころびが大きくなって周囲に分かるようになったら、相当に苦しいことになる。
数年前、広告のコピーに
『軽くやばい』
というワンフレーズがあった。
スレンダーで美しく、若い母親である歌手が、自分の腕やわき腹をつまんでつぶやくという映像だった。
ああ、分かる分かる、うまいなあと拍手を送った記憶がある。
自分のスキルの衰えを自覚するのは、あの
『軽くやばい』
感覚に近い。
でも、自分でぼんやり自覚し始めたときに傍から言われるのは、本当に腹が立つ。
子供のときによく親に叱られるとむくれて言ったものだ。
『今からやろうと思ったのに!』
私もダーリンにそう言い続け、しぶしぶ腰を上げることがたくさんあった。
娘の磁力は本当に強くて、いくら一緒にいても飽きることがない。
世の中の働く母たちは、この強い磁力とも葛藤しているだろうなあ。
だが、ダーリンは断言する。
『自分に投資をしなければ、子どもにも投資できない。
投資は自分に7割、子どもに3割だ。
自分への投資は必ず子どもに反映するよ。
そう信じて働け』
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