プランター ［格言］

草原で草木を育てていた

すくすくと育った

強い嵐の次の日の朝、どの草木の根が張っていて、どの草木の根が張っていなかったのかが見て取れた。

土壌が硬かったのか
水をやらなかったからのか
陽を浴びれなかったのか
はたまた弱くて根の張れない種類なのか

ただ買い入れた大地に、種をまいてほっておけばいいと思っていたプランターはため息をついて、己の怠慢と引き換えに失った年月を悔いながら、
全てを作り直すこととなった