故郷の土佐を脱藩し、
江戸に向かった龍馬は
勝海舟と出会いました。
勝海舟は龍馬に地球儀を見せ、
「アメリカは凄い国だ。
もう、幕府だ藩だと争っている
場合ではない。
これからは海軍が日本を守り、
アジアを守るべきだ」
と教えました。
幕臣でありながら組織に寄らず、
幕府の海軍ではなく、
日本国の海軍をつくると主張する
壮大な構想に龍馬は
固唾を呑んで聞き入り、
即座に弟子入りをしました。
龍馬の人生に多大な影響を
与えた勝海舟は、
ある時、他人から
「現在の英傑は誰ですか？」と
訊かれて、
「そんなことを訊く前に、
自分で豪傑になれ。」
と言ったそうです。
歴史の傍観者になるな。
というメッセージがそこには
込められています。
今、あなたが生きている
今の状況は誰が作ったもの
でしょうか？
世の中や周りの人が作った
状況の中であなたは生きている
のでしょうか？
たとえ、それが他人が作った
状況であっても
それを選んだのはあなたです。
受け身になるのではなく、
主体的にその状況の中で
自分の人生を作っていくこと
です。
龍馬の生き方はまさに
主体的な生き方でした。
人生には悲しいことや
辛いこと、悔しいことも
あるでしょう。
その出来事や状況を変えることは
出来ませんが、
その出来事や状況の「意味付け」を
変えることは出来るのです。
「解釈」は自由に選択できます。
主体的に前向きに、
自分の人生にプラスになる
「意味付け」をすることです。
人生のストーリーは
自分で作り上げることが
出来るのです。
「人生の傍観者になるな。
観客席に座っていてはいけない。
舞台に上がって
自分の人生の主役を演じるのだ」
世界にたった一人の
世界にひとつだけの
感動のストーリーを。
主役はあなたです。
by とある経営者
